ChromebookとAndroidスマホの連携方法を徹底解説

こんにちは、晋太郎です。

ChromebookとAndroidスマホを連携させると、通知の同期やファイルの共有、テキストメッセージのやり取りなど、さまざまなことができます。この記事では、ChromebookとAndroidスマホの連携方法を詳しく解説します。

Chrome OSもAndroidも同じくGoogleの製品です。接続することで、多様な連携が取れるようになっています。Chromebookの使い勝手を上げるために、Androidスマホをお持ちの方はこの記事を参考にして、両者を連携してそのメリットを享受してください。

（この記事は、Chromebookが「HP 14a-nd0000AU」Chrome OS「バージョン: 115」とAndroidスマホが「Google Pixel7a」Androidバージョン「13」の環境でテストしています。他の環境では、両者の挙動が変わる可能性がありますのでご了承ください。）

ChromebookとAndroidを接続するための条件

ChromebookとAndroidスマホを接続するためには、以下の前提があります。

接続は以下の通り簡単にできます。

以上で接続は完了しましたが、接続することで様々なことが自動的にできるようになります。ここからは、ChromebookとAndroidの連携によって実現する機能を説明します。

特別な設定は必要ありません。

スマートフォンを使ったテザリングが面倒なセットアップなしで、使うことができます。

Androidスマホの設定で「テザリング機能」をいちいちオンにして繋がなくても、Chromebook上からモバイルデータ通信をオンにすれば自動で接続して、スマートフォン側のデータ通信を使ってネットに接続できます。

2023年8月現在「Pixel7a」はWiFiテザリングをサポートしていません。したがってこのインスタントテザリングもサポートしていません。早期のバージョンアップにきたします。

シェルフのスマホのマークをクリックすると、スマートフォンタブが表示されます。

ここから下図のように、それぞれのパーツをクリックすることで、スマートフォンの各機能にアクセスすることができます。Androidスマホとシームレスに作業や、情報検索を進めることができ非常に便利な機能です。

シェルフのスマホのマークをクリックすると、スマートフォンタブが表示されます。ここから下図のようにパーツをクリックすることで、スマートフォンの各機能にアクセスすることができます。

Androidスマホで最近使ったアプリケーションをChromebook上で動かすことができます。下図の例ではAndroidで使用していたBluemailをChromebook上で操作できるようになりました。大変便利な機能です。

Androidスマホで最近使ったアプリケーションをChromebook上で動かすことができます。

（2023年8月時点では、この「アプリのストリーミング」を使うためには下記の条件があります。

以上が、「ChromebookとAndroidの接続方法、連携してできること」でした。

GoogleはChromebookとAndroidの連携を強化をこれからも進めていくでしょう。ますます、ChromebookとAndroidスマホのくみあわせは使いやすくなっていくと思われます。今後に期待しています。